つくばベンチャー大賞

【設立趣旨】

「つくばベンチャー大賞」は、つくばの地に起業家精神を醸成し、つくば発ベンチャー企業の輩出を応援する目的として平成17年6月に創設した。つくばは30数年前から研究学園都市として発展してきたが90年代半ば以降、バブル崩壊後の日本経済牽引の要として日本版シリコンバレーを期待されながら、最近まで「ベンチャー不毛の地」と言われてきた。それは、ベンチャーの対極に位置する官と大企業の研究所の街であったからである。茨城県には、(財)茨城県科学技術振興財団とつくばサイエンス・アカデミーによるつくば賞・つくば奨励賞と江崎玲於奈賞という研究学園都市に相応しい自然科学の研究成果を顕彰する賞が存在する。これらに加えて、成果の事業化に焦点を当てた「つくばベンチャー大賞」を設けることで、研究成果の社会還元による新産業創出や生活の質の向上(QOL)という新しい役割が期待されるつくばを盛り上げようと願ったものである。

  
                            *大賞記念品 中山庄太郎作 盾「暁」

*本賞は「民が民を讃える賞」として経費は全て企業や個人の協賛金によっ 
    
て賄った。

 


【第1回受賞】平成17年11月
  ・株式会社植物ゲノムセンター
  ・株式会社つくばウエルネスリサーチ


【第2回受賞】平成18年10月
  ・ディナベック株式会社


【第3回受賞】平成19年10月
  ・サイバーダイン株式会社


【第4回受賞】平成21年2月
  ・株式会社アプライド・ビジョン・システムズ

                  


【第5回】平成22年2月
  ・株式会社トプスシステムズ


 

 

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